12/2(日) 茂原市指定避難所運営等検討会(千葉県茂原市)

茂原市防災対策室が主催し、地元の自治会、自主防災会、社会福祉協議会、直近動員、災対コー茂原が参加して、茂原市立東部小学校をモデルとする指定避難所運営等検討会を開催しました。千葉県北部支部もアドバイサーとして参加しました。検討会は6月から11月まで6回行われ、12月2日に成果発表として、委員会の検討結果である配置図に基づき、校庭、体育館、教室に、避難所として必要なスペースと設備の展示を行いました。茂原市内の自治会、自主防災会はじめ多くの参加者が見学し、千葉テレビ、千葉日報の取材がありました。
1)体育館内の居住区では、ブルーシートの下にマイルディシート、エアフォーム、段ボールなどの断熱材を敷き、効果を体感しました。また段ボールの間仕切りやベッドを配置しました。
2)トイレは、工事現場で使用する簡易水洗トイレ、災害用組立トイレ(ドント・コイ)、和式便器の上に乗せて使用する簡易トイレ、地面に穴を掘ってブルーシートの囲いを設けた野外トイレなどを計画した場所に配置しました。
3)居住区に受付、運営事務室、食料/物資保管場所、男女更衣室、物干場、教室の一部に乳児家族室、女性用品配布室、福祉避難室、屋外に喫煙所、ペット飼育場所などを設け、備品を配置しました。
4)千葉県北部支部は独自のブースを設け、防災用品などの展示と説明を行いました。
HUGでは、図面上で避難所に必要なスペースを検討していますが、実際に避難所となる場所を用途別に区画し、備品を配置したのは初めてです。参加者全員が避難所の生活空間を体感できたことは大変有意義であったと思います。

日時:平成30年12月2日(日)
場所:茂原市立東部小学校
参加:検討会メンバー34名
スタッフ数:7名
内容:防災士ブース出展(成果発表)

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