活動報告

8/11,12(木金) 東北視察勉強会

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平成28年8月11日(木祝)、12日(金)、宮城県牡鹿郡女川町を中心に、南三陸町、石巻市、福島県浪江町を周る勉強会をBCN、東京都支部と共同で開催しました。計16名の参加です。今回のメインは女川町で活動している高校生で構成される「1000年後のいのちを守る会」の石碑除幕式に参加することです。3.11当時小学6年生だった子どもたちは高校3年生になりましたが、女川町のすべての浜に21基もの石碑を建てる計画を立て、このほど10基目、11基目、12基目が完成し、地元の方との交流を深めながら除幕式が行われました。

8/11(木祝)
朝7:00女川港出港の船「しまなぎ」に乗船、30分ほどで「江島」に到着しました。約30世帯しかない小さな島です。階段を上ると10基目となる「女川いのちの石碑」が立派に建てられていました。石碑に刻まれている句は「うらんでも うらみきれない 青い海」です。石碑ごとに異なる句は当時中学生だった彼らの心の叫びです。月に1度は通っているAWSというアカペラメンバーによる歌から始まり、除幕、挨拶、地元の方との交流などがありました。
女川港に戻り、次は「高白浜」での除幕式。女川湾の絶景を背に、11基目の石碑には「忘れない この悲しみを 苦しさを」の句が刻まれています。
対岸の「指浜」に移動し、12基目の除幕。ここも絶景ポイントで良い場所に建てられていました。「まっててね 今届けるよ おばあちゃん」。女川町は人口の約8%を津波で失いました。笑顔で集まる地元の方々の中にも辛い苦しみを背負っている人が少なからずいます。
女川駅に戻り、フューチャーセンターで高校生たちが考えに考え抜いた「女川いのちの教科書」が初めて披露されました。まだ編集中とのことですが、「日常」が崩壊していくという書き出しから圧倒されます。瓦礫はガレキではなく、みんなの人形やぬいぐるみ、布団、家具、家などでできた宝物であること、絆という言葉の本当の答え、教えられることばかりの本物の教科書です。完成を心待ちにしています。

8/12(金)
宿泊した女川のトレーラーハウス「エルファロ」(とても快適でした)を後にして、旭が丘集会所に向かいます。昨年(2015年)もお邪魔しましたが、今回も仮設に住むおばあちゃんたちが踊りを披露してくださり、社会福祉協議会の方の上手なナレーションと相まって笑いの連続です。我々はたくさんの元気をもらいました。
南三陸のさんさん商店街で昼食をとり、大川小へ。いつもは強風なのですが、なんとも穏やかで、それが静まり返った沈黙と何かを訴えているような重い空気が漂います。持参した線香をみんなで手向けました。その後大川地区をよく知るハマちゃんこと濱畑さんの経営する「ハマちゃんカフェ」で休息。ここで昨年もお会いした中川さんに再会し、少しですが近況を伺うことができました。
宿泊先である東松島のホテルに移動し夕食の後、この2日間の反省会を行いました。1人ずつ感想やご意見などを述べていただき、思ったこと、感じたことを話し合いました。参加された方々は皆さん有意義だったとの感想で、もう次回のことに話が進んでいました。

出会ったすべての方々に感謝いたします。

 

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