家は築45年建て替える余裕はありません。防災対策はありますか?

 築45年ということは、1981年に施行された改正建築基準法以前の建物になります。このような建物であっても、建て替えずに耐震補強工事をすれば安全に住み続けることができる場合もあります。地域によっては家屋の耐震診断や耐震補強工事の助成制度を利用して改修費用を抑えることもできます。改修が難しい場合は、できれば屋根を軽くし、2階を生活の場にし、家具の固定をしっかりと行いましょう。地震が起きた場合はいち早く屋外避難することです。そのためには非常持ち出し品の用意をしておきましょう。