6/8(金)月島聖ルカ保育園防災学習(東京都中央区)

平成30年6月8日(金)東京都中央区、月島聖ルカ保育園において園児を対象とした防災学習が行われ、BCNと千葉県北部支部が共同して支援しました。これまで小学生への学習支援は行っていましたが、今回は初の園児への学習であるため、理解度を含め効果的学習ができるかどうか不安がありました。内容は防災ダック、新聞スリッパ、地震体験です。
防災ダックは白川恵防災士、樋口正防災士が講師となり、「じしん」「つなみ」「たいふう」「かみなり」の4種類のポーズを行いましたが、園児たちは説明をしっかり聞き、ポーズでは間違える子はほとんどなく、すぐに吸収してしまいました。新聞スリッパは岡田和也防災士が講師をとなりましたが、新聞スリッパを折るのはさすがに難しいだろうと不安がありました。しかし、こちらの考えが甘く、なんと全員がきちんと折ることができました。学習を行った部屋が人数的にも適切な大きさで折りやすかったことや、4,5才のみを対象としていたこともありますが、園児たちの能力は想像以上に高いものでした。地震体験では園児といえども手加減なく、通常の大人が行う震動と同じく東北地方太平洋沖地震75秒バージョンを行い、震度7まで体験しました。緊急地震速報が鳴ったらすぐにダンゴムシのポーズをとってもらい、そのまま揺れが収まるまでポーズを崩さないという注意事項を園児たちはしっかりと守り、揺れに耐えていました。
今回の学習支援で我々が教わったことは、園児だから大人が守ってあげないといけないといった考えから、園児だからこそ吸収能力を生かして自分の身を守る術を学習することが大切なのではないかとそれを教わりました。

日程:平成30年6月8日(金)
場所:月島聖ルカ保育園
参加:園児80名
講師:白川恵防災士、樋口正防災士、岡田和也防災士
スタッフ数:6名
内容:防災ダック、新聞スリッパ、地震体験

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