5月14日(土) 支部および専門部会が始動しました(本部)

今年度の本会の活動の大きな柱のひとつとして、このたび県内18の市町村に「支部」が、
そしてこれら「支部」を支え、あるいは市町村を越えた知識・技能研鑽の機会として 8つの「専門部会」が正式に発足致しました。

会員からのご意見に「防災士資格は取得したものの、防災士だけのWEB研修会などではなくもっと地域に密着して防災活動を行いたい」というニーズが多くあります。防災士として志した皆さんの活動の意義はまさにここにありますが、ひとりではなかなか実際の活動に繋がらないのも現実です。

千葉県防災士連絡会は、十数年に及び自治体や地域の防災組織との信頼関係の構築をして参りました。この実績は、旧北部支部会員のみなさんが、地域で地道に築き上げてきた「防災士魂」の継承を委託された千葉県防災士連絡会の唯一無二の宝物です。

本会は会員の地域での防減災活動は活動の原点であると考えることから、会員がこれらの支部をベースとして「地域防災の顔」となり、県内6千人の防災士をはじめ自治体や地域の防災機関と協働できる体制を推進して参ります。

また会員間のいわゆる「スキルアップ」だけでは限度があることから、支部活動と併行して「専門部会」により高度な専門家の支援体制を充実させ、会員の防災活動の礎を提供します。旧北部支部から継承する顧問団の先生をはじめ、本会の持つネットワークを発展させて参ります。

「支部」あるいは「専門部会」のリーダーはいずれも本会の会員として長年にわたり地域あるいは専門分野での経験や功績が認められた方々です。先日の拡大会議ではこのリーダーの方々と本会理事会メンバーが一堂に会し、本会のポテンシャルを高め、地域の自助・共助・公助の活動を支援する具体的な方策が話し合われました。

名ばかり防災士とならないよう、会員間でスキルや知見、教材や資器材ほかを相互補完しながら 持続可能で実効性ある技量の向上を目指し、会員が地域の防災リーダーとして「輝く」ことが大切だと考えております。